コーシュカ・ミーシュカ

いつか見た空の色を忘れないでおこう

B型インフルエンザ発症

東京から帰ってきたら、喉が痛くなり、熱が出てきました。

翌日、町のお医者さんで検査を受けたところ‥‥。

「残念なお知らせがあります。B型インフルエンザですね」

がーん! あんなに用心してマスクしてたのに!

 

現在は北海道に住んでいるため、よく東京の友人からこう言われます。

「そっちは寒いから風邪やインフルエンザに気をつけて!」

確かにこちらの真冬は氷点下20℃。いかにも風邪ひきそうなイメージです。

でも、風邪もインフルエンザも寒さではなくウイルスが原因。

ウイルスをもった人と接触しない限り、うつりようがありません。

このところ会うのは、安全圏に隔離されたバアちゃんたちか馬くらいのもの。

それがいきなりラッシュ時の東京を駆け抜けてしまったものだから、

テキメンにうつされてしまったのでしょう。

 

すぐに院内の別室に隔離され、イナビルという吸入剤を渡され、その場で服用。

抗インフルエンザ薬といえば、ほかにタミフルリレンザがありますが、

イナビルは、指示された用量を1回分吸うだけで治療はおしまい。

これで効果が数日間続くそうですが、ウイルスがすぐなくなるわけではないので

5日間は安静にし、さらにもう2日、外出を控えるようにとのこと。

また、発熱、せき、くしゃみ、鼻水などの症状がしばらく続いても、

悪いものを体外に出すためなので心配ない、との説明でした。

 

その通り、最初の3日間は熱とくしゃみと鼻水に悩まされました。

それと、一日中ベッドにいるので背中が痛くて痛くて寝てられない!

背中が痛い→起きて動く→熱が出る→寝る→背中が痛い

この繰り返しが止まらず、湿布薬を貼ってひーひー言ってました。 

そして4日目の朝、あれれ?と思うほどスッキリ爽快に。

熱は完璧に下がったもよう。幸いこのまま順調に回復しそうです。

 

ところで、インフルエンザといえば、タミフルを服用した子どもが

異常行動を発症して事故を起こす事例が相次ぎ、

一時問題になったことがありますが、タミフルは無関係だったのですね。

小さい子どもがインフルエンザにかかると、薬の服用の有無にかかわらず

次のような「精神・神経症状」が現れることがあるそうです。

 

●普段と違うとっぴな行動をとる

●うわごとを言ったり興奮したりする

●幻覚が見える

●意識がなくなったり、ぼんやりしたりする

●妄想、けいれんなど

(イナビルの説明書より)

 

こうした異常行動の原因はまだわかっていないもよう。

それより、タミフルをのむと高いところから飛び降りたくなって危険、

という最初の情報が刷り込まれたままなのが気になります。